自宅ベランダでいくつかの鉢物を育てています。
秋が深まり涼しくなったこの時期は、陽がよく当たる室外機の上がファーストクラスになります。
席の数は二つ。
まずひと席は野菜高騰の中、順調な成長が望まれる白菜。
青々と葉を広げ、太陽を浴びてすくすくと成長しています。
もうひと席はハイビスカス。
つぼみを付けるものの、それがポロリと落ちてしまいます。
税務関与先のお花屋さんでそれを告げると、水不足か、日照不足だと教えていただきました。
水遣りは毎朝の日課となっているので日照不足に違いありません。
そこでハイビスカスをエコノミークラスからファーストクラスの室外機の上に格上げし、私の寵愛を全身で受けさせることにしました。
水遣りの後は、霧吹きで葉っぱに水を与え輝かせました。栄養剤も与えました。たっぷり日差しも浴びせてあげました。まさにファーストクラスの扱いです。
日増しにつぼみは大きくなっていきました。
そして日曜日、大輪の花を咲かせました。
真っ赤なその花弁はとても美しく、秋が深まり少し寂しくなってきた気持ちを華やいでくれました。
ハイビスカスはあと数週間で越冬のため室内に運ばれます。
よくぞ頑張って咲いてくれました。