2016.06.21
マンション売却とカエル
7年前に墨田区にあるマンションを売却しました。
世帯数の多いマンションでしたので折り込みチラシに同じマンションの別室が売りに出ていればそれを保存していて、自分なりに所有するマンションの価格を掴んでいました。
不動産屋にこの価格でお願いしますと伝えると高いとも安いとも言いません。
それから2週間何の音沙汰もなく不安になって不動産屋に連絡するも問い合わせはないと言われました。
結局はさらに1か月後に数件の問い合わせがあり、無事契約となりました。
当時は新聞の折り込みチラシをとても頼りにしていた記憶があります。
今では考えられません。
昨日の日本経済新聞には中古マンションの適切な価格を人工知能が推定する技術が開発されたとあります。
折り込みチラシには「隅田川花火大会が見える」とか、「東京スカイツリーのすぐ近く」などの文句が並びますが、人工知能は「花火は価格に影響しません。過去この地域では築20年の物件が○千万円で売れています。したがってこの物件は○千万です。」とあくまでも売買実績に基づき価格が決定されるようです。
私は東向きで筑波山が見える部屋よりも、西向きで富士山が見える部屋の方が価格は高くなると思いますがいかがでしょうか(筑波山もカエルみたいな顔をしていてかわいいけれど)。