2012.11.27
来年の景気は(墨田区曳舟の税理士が考える)
週末、ゴルフ場へ行きました。
この日は朝の冷え込みが強く、霜が降りてゴルフ場は一面真っ白でした。
まだ紅葉は見頃でしたが、冬はすぐそこまで近づいていると感じました。
さて、私は毎日顧問先の方々に会っています。その際に必ず尋ねられるのが景気です。年末になれば来年はどうですかと尋ねられるので私の考えを書いておきます。
① 平成26年4月に消費税率が引き上げられるので駆け込み需要がある。
② 東日本大震災の復興重要がある。
③ 政治への失望感が高まる。
④ 中国との関係はすぐには回復しない。
⑤ 輸出はアメリカ頼み。
以上からすると景気はあまりよくないかもしれません。
とはいっても中小企業は大企業が出来ない隙間を狙って戦わなければならないので景気のことよりも目の前にいるターゲットにいかに売り込むかを考えなければなりません。
スタンフォードの自分を変える教室(大和書房)には「人間はほとんどのことを無意識に判断してしまう」と書かれています。毎日の仕事を当たり前に処理するだけではなく、時には振り返り、もっと良い仕事ができないか考える必要があるでしょう。松本清張は家族にあてた遺言で「自分は努力だけはしてきた。それは努力が好きだったからだ」と言っています。私もなかなか思うような成果を得られませんが、努力だけは継続していこうと思います。