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中田和宏税理士事務所 Kazuhito Nakata Tax accountant office

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Column

税理士コラム

2012.10.02

東京スカイツリーが見える墨田区の税理士事務所より

墨田区の中田税理士事務所のベランダから見える青空に東京スカイツリーが伸びています。なんだかとても気持ちよさそうに建っている気がします。

先日、日比谷公会堂で東京税理士会主催の研修を受けました。
午前中が「公益法人会計と税務」、午後が「相続税・贈与税の実務ポイント」です。
私は一階の後方席で講義を受けました。会場を見渡すと年配の先生が目立ち、現場にあまりタッチしていないであろう、いわゆる「所長先生」が目立ちました。
今回の講義内容である公益法人を受け持っている税理士事務所はそうは多くないだろうし、相続をやらない税理士先生も多いので、「飯の種」と思って講義を聞いてメモをしている方は少なかったように思います。

税理士である私にとって「飯のタネ」は研修以外でもあらゆる物事が対象となります。

税法以外、たとえば相続税の仕事の場合には隣接する民法を知らなければなりません。
また、あらゆる業種の税務顧問をしていますので、各業界の話をそれなりに知らないと社長や経理部長との会話になりませんし、会社の経理の流れもつかむことができません。
だから私の場合、ただの遊びと思われることも仕事につながるし、もっと言えば朝起きてから寝るまでのすべてが仕事の参考になるとも言えます。
だから遊ぶのですと言っても誰も信じてはくれないような気もしますが・・・。

私の税理士事務所では単なる書類のやり取りを除いては私が面談に応じています。
そのため単なるデータ入力など末端の仕事はスタッフに極力任せています。
スタッフからある会社の試算表が上がってきました。
「先生、利益が500万円出ています。」と報告を受けました。ためしに「それで」と聞くと、困惑していました。こういうスタッフを顧問先に行かせ、集金させるわけにはいきません。
「500万円の利益」がどんな意味を持つのかしっかりと説明できなくてはなりません。決算までの残りの月数、業績予測など社長にわかりやすいようにメモを作り、会社に電話をかけて、お会いする日時を決めました。

今年も残り三か月となった10月です。
温泉も気持ち良いし、紅葉も見ごろ、ゴルフにも良い季節。子供の運動会もあります。仕事をしていても何だか楽しい日々を過ごしています。

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