2011.12.06
墨田区の税理士です
12月になり寒さが日増しに厳しくなってきました。その分空気も澄みきって東を向けば筑波山が、西を向けば富士山が見える日も多くなってきました。
12月は一年の終わりですが、私にとっては年末調整から確定申告へと進む勝負の時となります。
さて書店には「自分でできる確定申告」のような書籍、雑誌が並び始めています。確定申告は料理と違って微妙なさじ加減は必要ないので、たとえば給与収入のみの人が医療費控除を行うことは難しいことではないし、マニュアル本どおりに記載していけば、完成し、税務署も受け付けてくれます。
ここで理解しなければならないことはどんな申告書も税務署は受け付けるということです。淡々と申告書を受け付けるだけです。税務署の受付はアルバイトが多く、書類の不備をチェックするだけで、こうしたほうが良いというアドバイスはないということです。たとえば不動産を売却したときに支払った仲介手数料を必要経費としていなくても税務署からは何の連絡もありませんが、譲渡費用に固定資産税を含めていれば間違っていますと税務署から電話がかかってきます。
自営業者には馴染みがある税理士ですが、サラリーマンや主婦には税理士は縁遠い存在です。そのような方々にも確定申告をしなければならないことがあります。その時に頼れる存在になりたいと思ってあまりうまくない文章を書き、私のことを知ってもらおうとしています。これから3月までどれだけ書けるか分かりませんが頑張りたいと思います。