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中田和宏税理士事務所 Kazuhito Nakata Tax accountant office

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税理士コラム

2011.11.08

会社を守る

毎日まじめに働きそれだけで十分に経済的な幸福を享受することができる時代は終わりました。夫婦で飲食店を始め、繁盛していても、たとえば親が要介護状態になり、もしくは夫婦に子供ができるなどして、アルバイトを雇うようになり、それが経営を圧迫することがあります。
このように経営者自身が本業や日々の生活に細心の注意を払っていても思わぬアクシデントに遭遇してしまいます。 だからこそ会社経営者の方には全力で仕事に向き合ってほしいと思っています。そのチェックも顧問税理士の私の仕事と思っています。

さて、先日の税務調査で貯蔵品について指摘を受けました。
貯蔵品とは期末に会社に残っている切手や収入印紙です。
税務調査官によると、会社の従業員が購入した切手を金券ショップで売るなどして現金化するケースがあるということです。
細かいことかもしれませんが切手や収入印紙の管理もきちんとすることで社内が締まると思います。小さなゆるみが会社を揺るがすこともあるかもしれません。会社を守るのは本当に大変です。

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