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中田和宏税理士事務所 Kazuhito Nakata Tax accountant office

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Column

税理士コラム

2011.10.11

お金と時間

10月10日は体育の日ですが、1010を「せんとう」と読み、銭湯の日でもあります。記念のタオルと東京湾クルーズが当たるかもしれないアンケート用紙を受け取りました。また、この日の浴槽にはラベンダーが浮かべられ、その香りに癒されました。

先日浅草寺から曳舟にある私の事務所まで4名で移動することになりました。私の提案によりタクシーで移動しました。初乗り710円かかりました。東武伊勢崎線浅草駅から曳舟駅まで料金140円の4人分560円との比較です。タクシー代の方が150円多くかかりますが、時間とスムーズさを考えれば安いとの判断です。私の仕事は時間の切り売りなので、常にこうした思考下にあります。趣味や娯楽などにはゆっくりと時間を費やせばよいと思いますが、それ以外では徹底的に時間とお金の管理をしています。

確定申告時の忙しいときに、税金を納めるための納付書をお客様に届けなければなりません。仮に自転車で5分のところに届けるとしても私は郵便を使います。自転車で5分ということは往復で10分、相手と顔を合わせて挨拶を交わすなどして5分。トータルで15分となります。仮に私の時給が1200円とすると、1分あたり20円、15分は300円です。
郵便であれば、宛名を書き、封筒に入れてポストまで10分とすれば200円で、これに切手代の80円が加わり、280円です。これが私の時間管理の考え方です。

誤解のないように書いておきますが、私はお客様とのコミュニケーションは非常に大切にしていますので、すべて郵便やメールで済ませることはありません。確定申告の作業は、お会いして資料を預かり、申告書の作成、提出は私の方で済ませ、納付期限があるので先に納付書を届けています。その後、提出済みの申告書をお客様に届け、申告書の中身の説明、ご報告をさせていただいています(納付書を届ける部分は効率的にということです)。

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