2010.10.12
貸付金を考える
秋になり夏の疲れがどっと出て体調を崩されてはいませんか。体調を崩して初めて健康の大切さが分かるものです。健康な時こそ体調を崩さないように気をつけたいものです。
私も毎日全力を尽くしていますので、疲れを感じることがあります。最小限のパワーで最高の結果を得られるようにしたいのですが、まだまだ無駄もあり、工夫の余地がありそうです。
好景気の時にはお金(パワー)を使えば使うほど結果も付いてきたかもしれませんが、今は好景気と感じる人が少ないときですので、なるべく無駄なパワーは使いたくありません。
お金をたくさん稼いでお金をたくさん使う生活と少しのお金で質素に暮らす生活どちらが良いかわかりませんが、お金をたくさん稼げないのであれば質素に暮らすしかありません。それがわかればカードローンに苦しむことなどないのですが、各種メディアでは消費者金融の広告が溢れています。電車の車内広告を見てください。消費者金融と過払い金請求しましょうという法律事務所の広告が一番目につきます。気をつけましょう。
会社に社長がお金を貸すことはよくあります。会社と個人の線引きはきちんとしなければならないのですが、仕方がない場合もあることでしょう。はじめは少額であってもそれが少しずつ積もり積もって数百万円ということになってしまうこともあります。そのために会社の資産よりも会社の負債が多い債務超過になり銀行から融資が受けられなくなる事態になる場合があります。
このような時は会社に対する貸付金を資本金に振り替えます。現物出資です。その結果負債が減り、資本が増えて債務超過を解消できるケースがあります。この場合資本金が1000万円を超えて法人住民税が増えるなどの不都合が生じる場合もありますのでぜひ税理士のアドバイスを受けて実行するようにしてください。 また、貸付金は相続財産になります。これを資本金に振り替えて株式にし、会社の株式の評価を下げれば節税になります。
中小企業は社長と会社が一枚岩です。中田税理士事務所では会社と社長個人の両面からベストなアドバイスをしています。ぜひご利用ください。